鉄道高架橋の横に「鋼矢板式立坑」を設置する計画です。
立坑に生じる変位は土留計算(弾塑性法)により算出し、強制変位として入力することで高架橋の変位を予測しました。
高架橋と地盤との接点は、本来はズレる挙動をするはずなのですが、解析上は分離せずに一体として動きます。
この接点に、ジョイント要素を考慮した場合にどの程度の差が生じるかを比較してみました。
■ 検討ケース-1 /ジョイント要素無し
・立坑(鋼矢板ⅤL型)強制変位max=11mm,鋼矢板頂部変位=1mm
・XY合成変位量:高架橋梁上部(5.87mm)
■検討ケース-2/ジョイント要素有り
・立坑(鋼矢板ⅤL型)強制変位max=11mm,鋼矢板頂部変位=1mm
・XY合成変位量:高架橋梁上部(6.08mm)←少しだけ大きい値になりましたが、それほど関係なさそうでした
(解析結果全体)
【ジョイント要素】 SoilPlusマニュアルより引用
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