推進工法関係

業務を行う上で、疑問に思うこと・・順次UPします。
疑問解決の一助となれば幸いです。

Q1:小口径(φ700)の推進工事で、泥水方式か泥土圧方式かで、どちらに適正があるのでしょうか?対象地盤は、粘性土(N=7)、粘着力50kN/㎡です。

どちらの工法も対応が可能です。
泥土圧式の内、先導体の駆動装置が立坑に設置される場合の一般的な掘進距離は60m程度となっています。それ以外は、110m程度となります。

粘性土の場合は、泥水式の掘削土は路上プラントでの分離が難しことから、汚泥量の発生が多くなる傾向があります。泥土圧式では、上記等の問題はありませんが、排土装置として吸引排土方式を用いる場合には機種等を含め別途検討する必要があります。

また、曲線を行う場合には、泥土圧式のスクリュー排土方式は適用できません。

Q2:曲線推進の線形で曲線が逆転する場合の直線距離は?

①曲線推進で、たとえば、右カーブから左カーブに変化する場合に、途中で直線区間が必要となりますが この直線区間は何m程度必要なのでしょうか?

 ⇒10m程度の管配列を整える直線区間が必要

②発進立坑から、いきなり曲線も無理で、直線区間が必要と思いますが、この直線区間は何m程度必要なのでしょうか?

 ⇒10m程度の管配列を整える直線区間が基本的には必要 
  発進部に極端に近い場合などは、坑口部で管が偏らないような検討が必要

③到達立坑へ、曲線途中で到達させることは可能なのでしょうか?

 ⇒基本的には10m程度が必要 到達精度など施工性について検討が必要

 

◆協会発行図書 推進工法体系 Ⅰ P.315 第3章 3.2.1 曲線線形計画の留意事項