Q10:せん断照査は部材高さの1/2で良いとする記述

■せん断照査位置について■

せん断照査位置は部材高さの1/2で良いとする記述は何処に書いてあるのか、というご質問を受けることがあります。これは、土木学会RC標準示方書(2002年)の付録1.許容応力度法による設計(P239)に記載されています。
支点付近には、上からの荷重に対して下からの反力が作用することで、圧縮応力が作用しせん断に対して有利になるという理由です。※以下、RC示方書より抜粋です。