仮壁検討


■仮壁の検討行います。
仮壁は、一時的な使用として重要性に関する認識が不足しがちとなりますが、暫定貯留や大深度作業などの場合もあり、重要性を認識する必要があります。ひとたび出水すると止水困難となることもあります。
仮壁の設計には、「仮壁設置の手引き」東京都下水道局に準拠した計算を行います。


仮壁の種類について「仮壁設置の手引き」では次の内容が示されています。

①管渠端面へアンカーボルトを用いて接続する方法(鋼製)


②一次覆工(鋼製セグメント)施工時にあらかじめ仮壁を設置するためのリングプレートを配置しておき、高力ボルト等により接続する方法(鋼製) 


③二次覆工施工と同時に仮壁を一体構造物として築造する方法(鉄筋コンクリート製) 

 

④二次覆工施工完了後にコンクリートをはつり、仮壁を築造する方法(鉄筋コンクリート製)


⑤二次覆工施工完了後にコンクリートをほとんどはつらないで、差筋やアンカーなどで仮壁と接続する方法(鉄筋コンクリート製)