鋼製ケーシング開口部検討


■鋼製ケーシング開口部検討

 鋼製ケーシングを開口した場合に変形が生じます。変形による影響量を確認するために、3D-FEM解析を実施します。一般的に、鋼製ケーシングの最大曲げモーメントは、1%の半径方向最大元歪により算出されます。これに対して、開口後の最大モーメントを評価する方法のひとつとして、次の方法が考えられます。
3D-FEM解析により得られた変形を歪みとして捉えて、「Timoshenkoの式」から最大曲げモーメントを求めて、前述の1%半径方向元歪の初期応力状態に加算し、許容値以下を確認する。

 

鋼製ケーシング(3D-FEM解析例)