3D-CADを用いて施工計画を行います。説明資料として活用できます。→LINK
2D-地盤変形解析
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■推進工事に伴う影響検討(軌道横断)
軌道下を「推進工事」により施工する場合の影響検討です。関東ロームで地下水位無しという条件で、「刃口推進」で設計されておりましたが、この場合に軌道沈下量を推定した結果、許容値以上となることが予測されましたので、「密閉式推進」に工法変更をした例です。
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■廃止管の充填に伴う影響検討
軌道下の既設水道管(さや管)を廃止する事になりました。廃止の為に管内に流動化充填材を充填する必要があります。この場合に軌道面沈下の有無を事前にFEM解析により検討した例です。※充填に伴う沈下量は許容沈下量以下であるということで、工事着手しました。
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■軌道に近接したライナー立坑の掘削
軌道に近接した場所に立坑を設けた例です。立坑は小判形ライナープレートを用いました。ライナー立坑の掘削に伴う変形量は、別途フレーム計算により算出し、得られた変形量を強制変位としてFEM解析に反映させました。
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■軌道に近接した基礎杭施工(場所打ち杭)
軌道に近接した箇所での基礎杭(アースドリル工法)工事です。基礎杭削孔の際に軌道への影響が懸念されます。場所打ち杭の施工に際して、地表付近にケーシングパイプを建て込むことで、影響量を最小限とすることができました。さらに、ケーシングパイプの最適長さをトライアル解析により定めました。
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■トンネル直上の開削工事
管布設の開削工事です。工事対象となる箇所の直下に既存のトンネルがあり、開削工事に伴うリバウンドの影響を把握するため、FEM解析を実施しました。解析の結果、リバウンド量は微少であり全く問題ないと判断し工事着手しました。
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■切土斜面の掘削に伴う影響
切土斜面の掘削に伴う影響を検討した事例です。リバウンドによる影響により上向きの変位ベクトルが生じます。
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■並列推進に伴う影響検討
軌道を横断する並列推進の影響を検討した事例です。並列推進の場合には、片側推進時に生じる変位量に累積する形で沈下量が増大することが推定されました。
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■アーバンリング立坑掘削に伴う影響検討
近接する地下構造物(BOX地下道)に対して、アーバンリング立坑の掘削による影響を把握するために検討を行った事例です。BOX地下道の許容値が小さいため、二次元FEM解析ではNGとなりました。このため、より現実に近い解析を行うため、三次元FEM解析を行いました。