3D-CADを用いて施工計画を行います。説明資料として活用できます。→LINK
■ライナー開口部検討
補強リングを有するライナープレート立坑を欠損する場合は、補強を行う必要があります。一般的にはH鋼による補強を行います。
立坑では、抗口防護が行われているので、それを避ける形で防護することになります。
開口部を有するフレーム解析を行い、それにより生じる支点反力を補強梁(縦梁・水平梁)が受けることになります。
補強梁は、フレームを組んで計算する場合や、腹起し等のように「計算上の曲げスバン」を定め単純梁として計算する場合があります。
ライナー開口補強後の躯体構築について
ライナー補強箇所が躯体(マンホール)構築時に障害となる場合があります。そのような場合は、管に応力が生じないように、管内にコンクリートブロックを積み、隙間にモルタルを詰めて一時的に閉塞します。その後、開口補強部材を撤去し、マンホールの躯体を構築します。躯体コンクリート硬化後に仮閉塞を撤去して完了となります。