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Q8:土留め計算(弾塑性法)における地盤バネの考え方について
土留め計算(弾塑性法)における地盤バネの考え方について
弾塑性法による土留め計算は、各種基準に従って計算しますが、基本となる考え方は、拡張法(中村、中沢の方法)で、受働側の地盤バネのみを考慮した計算方法(下図)が採用されています。一般の市販ソフトではこの方法が採用されています。
出典)道路土工 仮設構造物工指針(H11年)P100
また、仮設構造物工指針(H11年)P104では、以下のように土留め壁の挙動を精密に解析する場合の方法として、森重の方法や土木研究所の方法が紹介されています。
出典)土木研究所資料第2553号 P107
※この方法を採用した場合、土留変位が減少しますので、計算上、発生変位を小さくしたい場合には、選択も候補となります。